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業界の主要プレイヤーの勢力関係を図式的に把握できる良書。昨年に引き続き購入。各業界の市場成長度を天気に例えて表現していて、事業規模が異なる業界間の比較も行える。当記事では、個人的に注目している業界をピックアップしてコメントする。

 

2020年版の記事はこちら

 

(1) 5G・・・21年度予想:晴れ

本書では取り上げられていなかったが、別書籍では5G基地局の工事業者は、中長期的な成長が期待できると紹介されていた。具体的には、「協和エクシオ」と「コムシスHD」に着目している。2社の売上規模は同程度、株価も同じくらいで、ここ1年の株価チャートも瓜二つ。まるで双子のようだ。

 

(2) テレワーク・・・21年度予想:晴れ

新型コロナウイルスの猛威を受け、弊社でも在宅勤務制度の利用が急速に拡大した。中心プレイヤーは米国企業になるだろうが、パートナー契約を勝ち取った日本企業にも成長の芽はあると思う。関連企業の中では、「アセンテック」の業績が堅調で、株価も順調に伸びているように思う。

 

(3) オンライン医療・・・21年度予想:薄曇り

2020年版で既に大化け業界と目されていたが、新型コロナウイルスによって特需が生まれ、一気に注目業界へと出世した。しかし現場至上主義が根付く日本において、市場が順調に成長していくとは限らない。個人的には「メドレー」が気になってはいるが、長期ホールドはリスクが大きいと思う。

 

(4) AI・・・21年度予想:快晴

これからの大本命業界その1。日本にも将来有望な企業が揃っている。経営的にも優秀な企業が多い。営業利益率2桁は当たり前、3割超えも珍しくない。僕は20208月に「エーアイ」の株を100株購入し、僅か半月ほどで6万円近く稼がせてもらった。今後もAI業界の銘柄は複数保有したいと考えている。

 

(5) 先端技術材料・・・21年度予想:快晴

これらかの大本命業界その2。日本勢が世界に冠たる業界のひとつであり、中長期的に高需要が見込まれる。当業界からは、これまでに「東レ」「旭化成」「AGC」の株式を取得しており、他にも「クラレ」「住友化学」など、気になる企業はたくさんある。予算的に手広く投資できないことが口惜しい。

 

(6) スキルシェア・・・21年度予想:快晴

数多くのプレイヤーが集結。AI業界以上に、どこが勝ち組になるか、見通せない。業績好調な企業を中心に短期売買で儲ける方が確実かつ低リスクだと思う。僕は「ランサーズ」の短期売買で利益を得たが、主婦向けに特化した「うるる」や、スポットコンサル市場を創出した「ビザスク」など、アピールポイントが明確な先駆的企業が、今後も伸びていきそうな気がする。

 

(7) サイバーセキュリティー・・・21年度予想:晴れ

当業界が縮小していく未来は想像できない。中長期的に「トレンドマイクロ」は安泰だと思う。既に高シェアと十分な知名度を獲得しているし、営業利益率も20%超と高く、隙が見当たらない。

 

(8) オンライン教育・・・21年度予想:快晴

新型コロナウイルス感染拡大に伴い発令された緊急事態宣言に合わせて、全国各地で臨時休校が相次ぎ、たまの登校日に先生から大量の宿題を手渡され、自宅で自習する日々が続いたようだ。本書によると、193月時点での小中学生へのパソコン配備率は2割弱にとどまるとのこと。個別最適化学習という観点から、オンライン教育の有用性は早くから指摘されていたにもかかわらず、システム整備は亀の歩みだ。文部科学省は20年度中に配備率100%を達成するGIGAスクール構想を掲げているが、大言壮語に聞こえてならない。デジタル後進国、日本の将来に、不安が募るばかりだ。

 

(9) 電子部品・・・21年度予想:快晴

これからの大本命業界その3。本書によると、当業界の日系メーカーの世界シェアは4割近いとのこと。ただし他業界と比べて株単価が高めの銘柄が多く、配当利回りもあまり良くないため、僕は今のところ投資は考えていない。

 

(10) 半導体製造装置・・・21年度予想:晴れ

ウェハー切断・研削・研磨装置で世界シェアトップの「ディスコ」は、僕が就活生だった頃から、トップシェアを堅持していた。恐らく製造ノウハウがモノを言い、先発メーカーの優位性が崩れにくい業界なのだろう。日本各社とも高い営業利益率をキープしている。中韓メーカーが台頭していない点も安心材料だ。しかし「東京エレクトロン」「レーザーテック」「アドバンテスト」「ディスコ」などの国内有力企業の株価は、数年前(2017年頃)の数倍に跳ね上がっており、今から投資するのは遅きに失した感がある。

 

(11) 半導体材料・・・21年度予想:晴れ

こちらも半導体製造装置業界同様、技術的障壁が高く、新規参入による価格破壊が起きにくいようだ。個人的にはビフォーコロナの水準に株価が戻っていない銘柄が押し目だと思う。具体的には「SUMCO」「AGC」「住友化学」などが該当する。ただ、いずれも株価は上げ下げを周期的に繰り返しており、明確に上向くまでは、相当な期間を要するだろう。

 

(12) eコマース・・・21年度予想:晴れ

ネット通販は週に1回以上の頻度で利用している。外出せず自宅で商品を探し注文し受け取るサービスは、とても便利だ。市場は安定かつ長期的に成長すると思う。僕は個人的に利用する機会が多い、「Zホールディングス」の株式を購入した。コロナショックの底値から株価はジワジワ上がり続け、既に2倍以上の値を付けているが、まだまだ上がると期待している。

 

(13) クラウド・・・21年度予想:快晴

これからの大本命業界その4。日本の有望企業の株価は、既にコロナショック前の水準を上回っており、業績不調な他業界から資金が流入していると思われる。来年以降に大規模な株価調整があると予想する。投資するなら12年様子を見てからでもいいと思う。

 

(14) 炭素繊維・・・21年度予想:雨

炭素繊維の将来性に期待している。大手航空会社が旅客機の減算を決定したため、最大手の「東レ」を中心に業績は落ち込みが確実視されているようだが、将来的にはロケットや人工衛星をはじめとする宇宙機器や空飛ぶ車などに採用が進んでいくと思う。特にリーディングカンパニーの「東レ」にはロマンを感じている。

 

(15) 広告・ネット広告・・・21年度予想:薄曇り

本書によると、インターネットの広告費は、ここ10年で2倍以上に増額しており、まだまだ伸長の余地がありそうだ。当業界は「電通グループ」と「博報堂DYホールディングス」の2強体制。どちらも株価はビフォーコロナの水準に戻しておらず、割安感があっていいと思うが、個人的には営業利益率の低さが気になる。僕は「Zホールディングス」のグループ会社「バリューコマース」に注目している。増収増益が続き、20%近い営業利益率を誇る。

 

(16) 倉庫・物流施設・・・21年度予想:快晴

これからの大本命業界その5。EC事業の成長に牽引される形で、倉庫面積の拡大や物流施設の新規供給傾向が持続しており、しばらく市場が冷えることはなさそうだ。業界トップランナーの「三井倉庫HD」を5月からチェックしていたのだが、買い時を逃した感は否めない。

 

(17) アウトドア用品・・・21年度予想:晴れ

昨年頃から「ワークマン」の進撃が話題となり、株価も急上昇したが、個人的には「ゴールドウイン」を推す。著名なブランドを多数保持しており、特に「ザ・ノースフェイス」の認知度は抜群だ。近所の中高生が担いでいる部活用バッグは、ほぼ「ザ・ノースフェイス」の独占状態にある。若者に選ばれるブランドで有り続ける限り、将来は安泰だと思う。

 

(18) 総合商社・・・21年度予想:曇り

商社マンは仕事が出来るサラリーマンの代表格(エリート)だと思っている。どれほど環境が悪くとも、適切なリスクヘッジで黒字を死守する強かさが、総合商社にはあると思う。仮に赤字で決着しても、翌年には復調する信頼感も抱いている。僕は株式投資を始めたばかりの頃に、単価が安かった「双日」を購入している。大手商社銘柄の株価は徐々に上昇しつつあるが、昨年末水準に未だ至らない銘柄が多い。中長期的に見れば、押し目買いのチャンスが続いていると思う。高配当銘柄が揃っているので、お守りにしているだけで、懐が温かくなるのも嬉しい。

 

(19) 警備・・・21年度予想:晴れ

リーディングカンパニーの「セコム」は、父がグループ会社に勤めていたため、思い入れがある。父曰く「セコムは新規事業を手広くやっているが潰した会社も数多い」とのこと。主力事業が好調なうちに、別の稼ぎ柱を貪欲に求める姿勢を、僕は評価したい。

 

(20) イベント・・・21年度予想:曇り

イベント業界は現在進行形で甚大なコロナショックを受けている。イベントの開催見送りや入場制限はしばらく続き、地域経済に及ぼす影響は非常に大きいと思う。言い換えると、経済復興(正常化)の目玉となるのは、イベント開催だと思う。イベント主催者並びに国及び地方自治体は、規模を縮小してでもイベントを開催し、消費を喚起していくはずである。イベント主催者は、イベントの規模を縮小して会場内消費が冷え込めば売上を落とすことになるが、イベントの企画・進行や会場制作を担当する業者にとっては受注が全てであり、イベント自体の売上がどうなろうと業績には関係が無い。僕は本書の見通しよりも早く、イベント業界は復調すると予想している。当業界の中では、株価が昨年末水準に戻っておらず、かつ低単価で購入しやすい、「TOW」「博展」に注目している。

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