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先日ネットで申し込んだ宅配買取の査定連絡があった。
高価買取タイトルを除く漫画32冊の合計金額は………160円。
1冊あたり、きっちり5円で、買い叩かれた。
ネット買取の場合、古本屋まで荷物を運ぶ手間はないが、
1冊から気軽に売ることができない、
査定が出るまでに時間がかかる、
1冊ごとの詳細査定が確認できない所もある、
査定が不服でも買取を取りやめることができない、
といったデメリットも存在する。
発売から2年程度しか経っていない少年漫画や青年漫画であれば、
ブックオフなどの古本屋に持ち込んだ方が、
買取金額はかなり高くなると思う。
今回、約10年前に発売された漫画も買取拒否はされなかった。
注)32冊の合計金額しか分からないため確証はない。
売り時を逃して本棚や押し入れの奥に仕舞っていた漫画を、
まとめて処分するには適しているのではないか。
持ち込み買取とネット買取、ケースバイケースで上手に活用したい。
しかし古本を購入する選択肢としてネット通販は有り得ない。
ネット書店の品質管理の実態が一切不明であるため、
商品の品質も信頼できないからだ。
僕は漫画を買う時は状態を見極めたうえで購入を検討している。
焼けの確認は基本中の基本である。
大抵の古本屋は照明を暗くすることで
焼けを誤魔化しているため入念にチェックする必要がある。
新刊書店でも長く陳列されているものは
焼けている場合があるため油断は禁物である。
他には、帯が付いているか、帯がよじれたり破けたりしていないか、
背表紙のカバー上下の半円が潰れていないかも、確認している。
カバーの凹凸や汚れは見落とすことも多く、
購入後に気付いて悔しい思いをしたことは数え切れないほどある。
以前、外見上は特に問題はないのに、
車の排気ガスを浴びせ続けたような、
一日中革靴で歩き回って蒸れた足の裏のような、
形容しがたい異臭を纏った古本を買ってしまったことがある。
漫画に集中できないほど匂いが強烈だったため、
購入店に持ち込んで店員にクレームを申し入れたが、
呆れた感じで「私には変な匂いはしませんよ」
「匂いの有無は査定の対象外です(キリッ)」とあしらわれた。
それ以来、漫画を買う時は匂いも確認するようになった。
古本屋で熱心に漫画の匂いを嗅いでいる男を見かけても、
「Tissさんですよね?」と、声はかけないでもらいたい。