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 仕事上、文章を書く機会は多いが、書くことの難しさを常々感じている。
 本書には書く技術を高めるのためのトレーニング手法がいくつか紹介されていた。特に印象に残った記述は以下3点である。


  ①新聞から好きな記事を選びコメントを書く。
   コメントは簡単なもので良い。

 「まずは書くことを習慣化することが重要」という指摘だと理解した。
 僕は手帳に日記を時々つけているが、箇条書きのメモで済ませているため、書くトレーニングにはなっていないと思う。
 ブログを運営してはいるが、見ての通りサボりまくりである。まずは土日祝日だけでも記事を投稿する習慣をつけたいと思う。


  ②アナウンサーの解説を聞いてメモを取り、
   そのメモを用いて文章をつくる。

 「頭の中で書きたいことを組み立てて文章を作成するよりも、まずはメモを取り、それらを繋ぎ合わせて文章に仕上げた方が、効率的に文章を作成できる」という指摘だと理解した。
 メモを使って文章作成を単純作業化することで、結果的に書く技術の向上につながると思う。


  ③いきなり本1冊の文章を書けるようになるのは難しい。
   まずは原稿用紙10枚(4000字)の文章を書くことに慣れよう。

 昔、長編小説の作成にチャレンジしたことがあるが、全く思うように書けず挫折した経験がある。過去には短編(原稿用紙数枚程度)を1作書いただけだった。その短編も時間がかかった割に出来上がりは満足できるものではなかった。それなのに、いきなり長編を書こうとしても巧く書けるわけがない。考えてみれば、当たり前の話である。
 死ぬまでに自分が納得できるような長編小説を1作でいいから書き上げてみたいと思うが、まずはブログの定期的な更新に取り組み、書く技術の基礎をつくりたいと思う。

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