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 僕は意識高い系のビジネスパーソンなので、自己啓発本を読むのは結構好きだ。モノにもよるが、大体30分で概要を掴むことができ、2時間もあれば隅々まで読了できてしまう、ライトノベル的な手軽さがいいと思う。
 自己啓発本というと、やるべきこと又はやってはいけないことを、50~100くらい列挙し、1~2ページ程度の解説を付記しているものが多い。正直なところ、項目の大半は「何を今さら」と感じる、常識的な内容である。自分の心に響く項目が5つ以上あれば元は取れたと考えるくらいがいいだろう。逆に言うと、目次や要旨にざっと目を通して、関心を引く項目が5つ未満であれば、その本に買うほどの価値は無いと考えていいと思う。本屋の立ち読みで済ませれば十分である。
 自己啓発本には、自己啓発につながる情報を得ること以外にも学べることがある。それは自己主張を簡潔かつ論理的に解説する文章構成術である。時に身近な実例を交えながら、分かりやすく持論の正当性をまとめることは、ビジネス、プライベートの双方で役立つスキルだと思う。「自分だったらどのように論理展開するか?」を考えながら読むことは、自己啓発本を楽しむ方法のひとつだと思う。お試しあれ。

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 本書は、いすゞ自動車OBの佐藤CVS(Certified Value Specialist)をはじめとしたVE界のレジェンド達による共著である。VEやテアダウンの実践における注意点を実例を交えた解説や、グローバル・スタンダードになりつつあるが日本では馴染みが薄いFASTの概要が図表付きで掲載されており、優れたVEの解説書と言える。また、現役の技術者・管理者に対する厳しい記述が随所に見られるため、自己啓発書としても有用と思われる。
 本書を読んで、特に印象深かった記述は以下の4点である。


 ①価格ネゴによりコストを下げることは原価低減とは言わない。取引先がもともと下げ代を踏まえて見積もりを出してきているだけの話である。

 尤もな話だとは思う。価格ネゴの時間を他の付加価値が高い業務(生産、開発など)に割り当てた方が有意義だと言いたいのだろう。だが価格ネゴの大変さは評価して欲しい。
 僕が勤めている会社では、相見積もりと仕様精査による値下げ交渉が必須となっており、スタッフはこれにかなりの時間を費やしている。例えば、最初は5000万円の見積もりを呈示されたが、数十時間に及ぶ価格ネゴにより最終的には4000万円で発注できたとする。数十時間で1000万円の支出を削減できたわけだから、有益な活動だと思うが、この成果に関して会社が評価することは一切ない。そうすることが当たり前と言われる。当然スタッフの意欲は削がれ「予算内であれば別にいいや」という気持ちになり、商社と結託して価格ネゴを頑張った風に見せたり、多少高く感じてもそのまま発注するようになる。他にも設備補修費や開発費などは、毎年のように予算圧縮を要請されるが、どれだけ支出を抑えても、やはり評価の対象にはならない。支出抑制活動も経営改善に少なからず寄与しているのだから、相応の評価をして欲しい。


 ②優れたVEの成功事例を展示室に飾り、その成果を讃えてはどうか。VEを実践して成功を収めることが経営トップや幹部になる登竜門とするべきである。

 僕の勤めている会社では、改善良好事例の展示会が毎年開催されるが、はっきり言って時間の無駄だと思う。担当者は展示物の制作のために何十時間も没頭することになるが、会場に訪れるのは、ほんの一握りの社員だけである。時間に見合うだけの価値があるとは思えない。経営トップや幹部の見栄や自己満足のために開催しているように思える。価格ネゴの方がよっぽど実益があり、有意義だ。


 ③VE提案発表会で大々的に発表されたテーマが実施されないケースがよくある。発表会はセレモニーではない。発表会をVE提案実施のスタートと考えることが何よりも重要だ。定期的にフォローアップし、刈り取りを確実に進めなければならない。実施の支援を強化するために、フォローアップの専任を置くというのもひとつの手である。

 威勢のよい計画を立てても実行が伴わないことは日常茶飯事だ。関係者は皆「無理だ」と思っている内容でも、発表するように言われたから仕方なく登壇することも多い。成果を収めてから、活動内容をフォーマットに記入し、定められたプロセスに沿って活動したように見せることも多い。そのような発表を聴講することに、どれほどの価値があるのだろうか。発表会はセレモニーでしかない。時間の無駄だ。製造現場に足を運ぶ方が、遥かに有益な知見が得られるだろう。


 ④顧客のニーズに沿った「言いなり受注」ではなく、他社にはない新機軸を提案する「おススメ販売」を展開していくとよい。こういう仕様があれば、こういう市場で売れると、推論や夢で商品の種類を増やしてはいけない。種類が多いと安心するだけである。

 新製品を量産するためには、多額の開発費が必要となり、金型や治具、場合によっては新設備も必要となる。売り込むための広告宣伝費も馬鹿にならない。ほとんど売れない商品であっても、購入者のためのアフターサービスは継続しなければならない。つまり下手に製品化すると次世代に負の遺産を残すことになる。投資に見合うリターン(売り上げ、あるいは利益)が望めなければ製品化するべきではない。設計や営業には販売方針を見直すように何度も督促しているが、全く改める気がないように思える。
 一度使ったきり、20年以上、倉庫で眠り続けている金型が結構ある。金型廃却には設計との合意が必要という社内ルールがあるため、設計に廃却を打診するのだが、「納品した製品が壊れた時、この金型が無いと、すぐに交換品を製作できなくなる」という納得しがたい主張を繰り返し、決してOKを出さない。旧型品が壊れたら現行品もしくは新型品を売り込めば良い。なぜそのように考えられないのか、僕には理解できない。現場は金型で溢れかえり、かわし作業が頻繁に発生し、生産に支障をきたすようになったため、稀頻度製品の金型は倉庫を借りて保管している。保管料は年間100万円に及ぶ。これは明らかにムダだと思うのだが、社内では問題視されていない。

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【本書の要約】
 親からの仕送り額は10年前と比べて40万円下がり、大学生が家賃以外で自由に使えるお金は1日900円以下となった。バイトをしないと生計を立てられない、それどころか学費すら払えない学生が増えてきている。学費を払えない⇒バイトで長時間働く⇒勉強時間を確保できず単位を落とすという本末転倒な状況に陥っている学生が少なくない。学費を稼ぐために性風俗産業で働く女学生も珍しくない。
 就職後は低賃金で働きながら奨学金という名のローン返済に追われる。賃貸の契約更新料や火災保険料(いずれも数万円)を工面できず、追い出されて住宅難民になる若者もいる。苛烈な労働環境により心身に変調をきたし働けなくなる若者も多い。
 今の日本は若者に対する就労支援・住居支援・給付支援がいずれも不足している。若年貧困層の増大と出生率の低下は無関係ではないだろう。日本政府は若者支援のための財政予算拡充を行うべきである。

【感想】
 自分で学費を稼ぐ、いわゆる苦学生を、自分の近辺では見たことがなかったため、貧困にあえぐ若者が増えているという記述には驚いた。僕は学生時代にバイトをした経験がほとんどない。親から十分な仕送りがあり、生活に困窮することはなかった。子供が自立するまで親が生活費を負担するのは、僕の感覚では当たり前だが、その当たり前のことができない親が増えているということだろう。親世代の貧富の差が子供の世代に伝播している状況が窺える。
 若年貧困層を救済するための財政予算をいかに確保するかが最大の課題であるが、一般家庭や高所得者の税負担を増やすことには手放しで賛同できない。根本原因は貧富の差の拡大にあると思うが、個人的には貧富の差はあって然るべきだと考えている。市場経済は勝者と敗者が生まれるものである。勝敗があるからこそ労働のモチベーションが高まる。勝者が報わるのは当然であり、報われない社会はおかしいと思っている。
 貧富の差を埋めるべく一般家庭や高所得者の税負担を増やして全体の予算を増やすのではなく、税金の使途を見直し効率的に運用することを検討するべきだと思う。省庁の枠組みを越えた予算配分の見直しが理想的だが、これには若年貧困層の問題解決を公約の第一に掲げる政治家が、政府与党内で予算決定に影響力を行使できるほどの高い地位を築かないと難しく、現実的ではないと思う。
 働けなくなった若者の穴を、まだ働ける高齢者が埋めている状況は、僕が勤めている会社でも見られる。就職してから5年以内に休職・退職する正規労働者(非正規ではない!)が、ここ10年で急増し、技術や技能の伝承がまともにできていない状況にある。今年、ようやく労使間で課題解決に向けた協議を行うことになった。具体的にどのような対策を実施するのか、期待して、協議の推移を見守りたいと考えている。ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村 あるロリコンの小部屋(別館) - にほんブログ村

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 本書を読んで特に印象に残った記述は以下4点である。


  ①本音の発言をはじめる。

 「主語を相手ではなく自分にして発言する」というテクニックが参考になった。
  20代までは研修生という位置づけでも一応は通用すると思うが、30代からは紛れもなく会社の主戦力である。自分の意見を伝える機会は増える。自ら発言することで周囲に好影響を及ぼす努力が求められる。摩擦が起きないように留意したうえで伝える技術は、30代の必須スキルと言えるだろう。


  ②仕事中毒をやめる。

 僕の会社でも長時間労働が問題視されている。
 僕が担当している開発研究の世界はうまくいかないことが当たり前だ。しかし上層部はうまくいくことを前提にして経営計画を立てる。製造コスト50%減とかいう極めて高い目標を、2年程度の短期間で実現しろと迫る。
 長時間労働に従事している人は、期限までに成果を出さなければならないという強迫観念を持っているのではないかと思う。自分が成果を出せなくても他の誰かが成果を出せば収支はトントンだ。たった1人あるいは1プロジェクトの失敗で業績が傾くことは、まずないと思う。しかし自分が倒れたら、間違いなく家族は深く悲しむし、生活は困窮する。自分や自分の周りの人達を犠牲にしてまで仕事を頑張ってはいけない。「失敗を原資にして次で成功すればいい」「改革は実現できなかったが、小改善を積み重ねて、同等の効果を刈り取ればいい」等、開き直ることが、健康を維持したまま長く現役で働くために必要ではないかと思う。


  ③正しいワーク・ライフ・バランスをはじめる。

 僕の感覚では、19時を過ぎたあたりから急激に集中力が落ちる。19時以降の能率は17時以前の7割ほど、21時以降の能率は17時以前の5割ほどに感じる。「業務の効率化を追求して常に定時退社する」ことと「常に定時退社することで生産性を高める」は、ほぼイコールで結ばれると思う。繁忙期でもなるべく定時退社を心掛けたい。どうしても時間が足りない場合は、平日に残業するよりも土曜出勤した方が、生産性は高まるのではないかと思う。


  ④他人に頼ることをはじめる。

 僕の経験上、準備不足のために手戻りが発生して、仕事が予定よりも遅れたり、出来が悪くなったりすることが多い。仕事を合理的に進め、かつ成果を最大化するためには、勝手知ったる人に助けを求めることが近道だと感じている。
 職場の飲み会を「ストレスが増えるだけ」「時間の無駄」と敬遠する人が増えていると聞くが、飲み会は同僚と相互扶助の関係を築くための取り組みの一環だと、前向きに捉え、積極的に参加するべきだと考えている。

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 仕事上、文章を書く機会は多いが、書くことの難しさを常々感じている。
 本書には書く技術を高めるのためのトレーニング手法がいくつか紹介されていた。特に印象に残った記述は以下3点である。


  ①新聞から好きな記事を選びコメントを書く。
   コメントは簡単なもので良い。

 「まずは書くことを習慣化することが重要」という指摘だと理解した。
 僕は手帳に日記を時々つけているが、箇条書きのメモで済ませているため、書くトレーニングにはなっていないと思う。
 ブログを運営してはいるが、見ての通りサボりまくりである。まずは土日祝日だけでも記事を投稿する習慣をつけたいと思う。


  ②アナウンサーの解説を聞いてメモを取り、
   そのメモを用いて文章をつくる。

 「頭の中で書きたいことを組み立てて文章を作成するよりも、まずはメモを取り、それらを繋ぎ合わせて文章に仕上げた方が、効率的に文章を作成できる」という指摘だと理解した。
 メモを使って文章作成を単純作業化することで、結果的に書く技術の向上につながると思う。


  ③いきなり本1冊の文章を書けるようになるのは難しい。
   まずは原稿用紙10枚(4000字)の文章を書くことに慣れよう。

 昔、長編小説の作成にチャレンジしたことがあるが、全く思うように書けず挫折した経験がある。過去には短編(原稿用紙数枚程度)を1作書いただけだった。その短編も時間がかかった割に出来上がりは満足できるものではなかった。それなのに、いきなり長編を書こうとしても巧く書けるわけがない。考えてみれば、当たり前の話である。
 死ぬまでに自分が納得できるような長編小説を1作でいいから書き上げてみたいと思うが、まずはブログの定期的な更新に取り組み、書く技術の基礎をつくりたいと思う。

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