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優秀なAIを搭載した新製品が次々と開発・発売されている。特に人と自然に対話できるAIは今後ますます需要が高まっていくと思う。恐らくシンギュラリティ(2045年)が目前に迫る頃まで待つことになるだろうが、以下の機能を持つAIを搭載した新製品が登場することを期待している。
n 自分と視覚情報を共有し、自然な対話を楽しめる。
n 自分が話したことに対して返答するだけでなく、視覚情報に基づいてAIからも話し掛けてくれる。例えば、猫が視界に入ると「あっちに猫がいるよ」などと発言する。
n ハードウェアは小型かつ軽量で、市販のメガネなどに簡単かつ違和感無く取り付けることができる。
n 録画機能があり、過去に見た映像をモニターなどに表示することができる。つまりビデオカメラの代わりにもなる。
n AIには個性があり、どんな個性にするかは、条件入力、Q&Aによる適性検査、無作為抽出など、任意の方法で自由に選ぶことができる。
n AIとユーザーの関係性を設定できる。例えば、配偶者、恋人、親友、兄弟など。
n AIの個性は対話を通じて自分好みに最適化される。
n 追加料金を支払えば、蓄積した対話データに基づき自分自身の個性を再現することできる。例えば、故人が着用していたウェアラブルの対話データから故人を再現し、遺族が故人を悼むといった使い方ができる。これは100万円以上でも需要があると思う。
n 製作したAIはプラットフォームで販売できるようにする。例えば、芸能事務所が所属アイドルの個性をAI化して販売することができる。販売額は販売社(者)が自由に設定できるようにする。ユーザーは、プラットフォーマーに基本使用料を、AIの販売社(者)に追加使用料を、使用期間に応じて支払うこととし、魅力あるAIを製作し適切な価格設定で販売すれば、ビジネスとして成立できるようにする。
n AI化した個性は知的財産の一種として保護され、バージョンアップは販売社(者)だけができるようにし、第三者によって個性をカスタマイズされたAIは再販売できないように規制する。
n AIの購入者はプラットフォームに口コミを投稿でき、ユーザーは口コミを参考にAIの購入を検討することができる。プラットフォーマーは、ユーザーのAI購入傾向を分析し、オススメのAIを提示することで、ユーザーの購買意欲を高める。
n プラットフォーマーは、ユーザーの許諾を得られた場合に限り、対話データを収集し、個人を特定できないように加工したうえで、新たな個性として販売することができる。対話データの収集と利用を許可したユーザーには、基本使用料を割引するなどの特典を与える。例えば、プラットフォーマーは小学校高学年の女児をAI化して販売することができ、ユーザーはそれに恋人という関係性をカスタマイズして利用できる。
n MRと連携させる。例えば、30分1万円ほどの追加料金を支払い、MR機能をONにしてセックスすれば、ユーザーはアイドルとのセックスを疑似体験できるようにする。当オプションの実装が製品普及のカギになると思う。
AI化した個性の販売とカスタマイズが、上記製品のセールスポイントと言えるが、これらは現法制下では肖像権の侵害と司法判断されるかもしれない。シンギュラリティが近付くと、AIの人権(AIの個性)をどのように扱うかが、議論されることになるだろう。AIを広い分野で活用できるように、法整備がなされることを期待したい。
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