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「若い時にもっと勉強しておけばよかった」とは昔からよく言われていることだが、僕は高校卒業までは勉強中心の生活を送っていたという自負があり、当時を振り返って「もっと勉強していれば良かった」と悔いることはない。
幼い頃は今よりも遥かに素直だったため、親から言われずとも、率先して勉強をしていた。小学生時代は友達と遊ぶよりも勉強を優先していた。勉強ばかりしていてはダメだと反省して、友達を遊びに誘う事もあった。
中学生になると、テレビ番組もほとんど見なくなり、携帯もパソコンもなかったため、帰宅してから就寝するまで、ほとんどの時間を勉強に費やしていた。テスト一週間前になると睡眠時間を削って勉強していた。伸び続ける勉強時間に不安を感じるようになり、勉強時間とテストの結果を照らし合わせて、効率的な勉強方法を自分なりに模索するようになった。
高校生になると、ゲームもほとんどやらなくなり、さらに勉強ばかりするようになった。兄が美少女アニメや声優ラジオにはまり、僕にも勧めてきたが、勉強中心の生活は変わらなかった。
しかし、大学に入学し、親元を離れて一人暮らしを始めるようになってから、徐々に勉強の習慣が失われていった。
毎週15~20作ほどのテレビアニメを観賞するようになった。地方で放送されない作品はレンタルで視聴した。大学入学から就職するまで、アニメ関連ビデオ(DVD)レンタル数は毎年100本を超えた。
人気ウェブサイトに憧れ、ロリコン関係に特化したウェブサイトの運営を開始した。チャット会を定期的に開催するなどの企画が奏功し、固定ファンが生まれた。常連さんと東京でオフ会をしたこともあるし、フリーランスライターの取材を受けたこともある。訪問者数はそれほど多くはなかったが、それなりに足跡を残せたのではないかと思っている。
漫画の購入冊数は3年目あたりから急増した。始めのうちは新刊書店を利用していたが、支出増に伴い古本屋に足繁く通うようになった。購入冊数は年々増加し、最終的には年間200冊を超えた。漫画購入冊数は就職後も増え続け、現在は300冊前後で落ち着いている。最高記録は2010年の381冊である。
昼と夜の区別がない、不規則な日々を送るようになった。特に大学4年以降は平日と休日の区別もなくなった。学校を休んで平日の昼間から近所の温泉に出掛けることもあった。明け方までアニメ観賞を続け、夕方まで惰眠を貪ることも珍しくなかった。
サラリーマンになった今では絶対にできない生活を過ごせたという思いがあるためか、大学時代を後悔する気持ちはあまり無いが、娯楽や睡眠の時間をいくらか勉強に割り当てていれば、もっと有能になれていたのではないかと思うことはある。購読しているビジネス誌によると、出世する人や仕事がデキる人は、プライベートにおいても1分1秒を無駄なく活用するよう心掛けているそうだが、僕のプライベートはネットサーフィンとテレビ番組(ほぼアニメ)観賞と読書(ほぼ漫画)で大半が消化される。休日はイベントや旅行に出掛けるか、自宅でダラダラ過ごすことが多い。例えば、ネットサーフィン時間の半分を英会話学習に割り当てていれば、現状のTOEICスコアは*Eだが、3Cくらいは取れていただろうと思う。アニメ観賞時間の半分を業務関連書籍の読書に割り当てていれば、今よりも業務のパフォーマンスを高めることができていたのではないかと夢想することもある。
勉強の習慣が抜けてしまった今、自宅で勉強しようとしても、集中力が持続せず、内容がなかなか頭に入らない。学生時代よりも就職してからの方が勉強の重要性を実感するようになった。「生涯学習」という言葉の意味を噛み締める日々である。