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11/25~11/27、2泊3日で福岡旅行に行った。福岡市には6年間住んでいたことがある。僕にとっては第二の故郷である。
★☆★総評★☆★
福岡市では、西鉄バスが縦横無尽に交通網を張り巡らせ、市民の足として定着しており、乗りこなすことができれば便利である。ただし市街地周辺(博多~天神)は交通量が多いため、徒歩や自転車の方が早く目的地に到着できることが多い。またバスは路線が非常に複雑で分かりにくいため、土地鑑がない人は地下鉄の利用をオススメする。
福岡市はご飯が美味い。
長浜ラーメンは極めてシンプルな豚骨ラーメン。非常にさっぱりとした喉越しのスープが特徴で、完飲しても胃もたれしない。紅生姜を大量にぶちこみスープを桃色に染めよう。
博多うどんは非常に柔らかくモチモチした食感。出汁は関西風の優しい味わい。ごぼうの天ぷらが定番のトッピングである。今回の旅行でも楽しみにしていたのだが、行きつけのお店が改装のため休業しており、口にすることができなかった。
佐賀県の呼子まで足を運ばなくても、普通の大衆居酒屋でイカの活造りを千数百円程度で堪能できる。時季を問わず食べられる点も嬉しい。
ごまサバも必食である。特製のたれと、たっぷりのゴマが絡んだサバは、全く臭みがなく、柔らかい。酒の肴はもちろん、白飯のおかずにもいい。
鳥料理も有名。今回の旅行では、天草大王と華味鳥を刺身や水炊きで頂いた。次の機会には串焼きを頂きたい。
他にも、もつ鍋、辛子明太子、一口餃子など、酒が進む名物料理が多い。
博多駅周辺の変貌には驚かされた。僕のイメージでは「博多=交通の要所、中洲=歓楽街、天神=繁華街」であり、博多に観光地としての魅力はあまり感じていなかったが、再開発が進んだおかげで、今では確実に見所が増えている。
★☆★名所の所感★☆★
【福岡市】
■つばめの杜
10時~23時。無料。福岡市周辺を一望できる。
■櫛田神社(御朱印有り)
博多総鎮守。あっかんべーをしている風神が有名。
勇壮かつ華やかな装丁に惹かれ、御朱印帳を購入。なお、御朱印を受け付けている寺社のほとんどで、オリジナルデザインの御朱印帳を販売していた。お気に入りの1冊を探してみるのも楽しいと思う。
■東長寺(御朱印有り)
日本最大級の木造大仏があり、地獄巡りもできる。平成23年竣工の五重塔は端正な佇まい。
■承天寺
「饂飩蕎麦発祥之地」と記された石碑がある。
■上川端商店街
名物の川端ぜんざいは週末とイベント時の期間限定で食すことができる。甘さは激しめで、口直しで供される沢庵との相性は抜群である。
80年以上の歴史を誇る明月堂の直営店がある。明月堂は福岡を代表する製菓会社で、看板商品の「博多通りもん」は福岡市民のソウルスイーツ。舌の上でとろける餡が絶妙。5個パック税込560円と値段も手頃なので福岡土産に最適。
■はかた伝統工芸館,博多町家ふるさと館
10時~18時。無料。博多織の実演・展示・販売がある。運悪く展示棟が空調工事で休館中だった。
■住吉神社(御朱印有り)
特筆すべきことは無し。
■楽水園
9時~17時。100円。スケールは小さい。今回は利用しなかったが、菓子付の抹茶が+300円で楽しめるのは、とてもいいと思う。
■ロボスクエア
9時半~18時。無料。福岡タワーへ行くついでに立ち寄った。ロボットと触れ合うことができる。フロアはさほど広くはない。多少、名前負けしている感はある。
■福岡タワー
タワーのライトアップは照度不足で手持ちのデジカメでは綺麗に撮影できなかった。しかしタワー前のストリートにある樹木のブルーイルミネーションは見事だった。展望台は、9時半~22時、800円。
■天神ゆの華
繁華街、天神から徒歩圏内にある、塩分多めの温泉。泉質は非常に良い。街中にあるからと言って侮ってはいけない。露天風呂は水深90センチ近くあるため、最深部で座ると息ができない。石臼引きの十割蕎麦(会員価格:450円)が名物。福岡在住時は週一ペースで通っていた。天神駅周辺のホテルに泊まる場合は強くオススメする。
■大濠公園
福岡市民のジョギングコース。鳥の楽園。
公園の南側にある日本庭園は、9時~17時、240円。6歳未満65歳以上は入園無料。楽水園よりも広大で、整備も行き届いていた。
■福岡縣護国神社(御朱印有り)
今回来訪した寺社仏閣の中では一番のお気に入り。全体的に落ち着いた雰囲気がある。木製の大鳥居は風格があり、本殿は威風堂々としていた。
■福岡城址,福岡城むかし探訪館
ガイドツアー「鴻臚館・福岡城バーチャル時空散歩」に申し込んだ。タブレット端末を手に史跡内を散策し、現地でガイドの説明を受け、福岡城にまつわるトリビアを学ぶことができた。2時間で一人500円と非常にリーズナブル。オススメ。
■筥崎宮(御朱印有り)
日本三大八幡の一。参道が長い。とにかく長い。博多どんたく、博多山笠と共に、博多三大祭りに数えられる放生会(ほうじょうや)では、この参道一杯に数百店の露店が軒を連ね、活気に溢れる。
■香椎宮(御朱印有り)
当初の計画では、筥崎宮から博多の食と文化の博物館(通称:ハクハク)まで歩く予定だったが、同行者と相談した結果、香椎宮に足を延ばすことになった。最寄駅から徒歩10~15分ほど離れているが、踏切を渡って鳥居をくぐる所まで行けば、迷うことはないだろう。境内にある売店の甘酒と綾杉せんべいが有名。15時で閉まるため要注意。
■博多駅周辺の商業ビル
JRJPビルの地下にある、駅から三百歩横丁は、実は駅から結構離れているため、比較的人が少なく、狙い目。JR博多シティにあるシティダイニングくうてんは、やや高級路線の店が多い印象。ここ数年で博多駅周辺は様変わりしてしまったが、改札前のクロワッサン屋は、相変わらずの行列で、安心した。
■博多駅前広場
クリスマスマーケットで賑わっていた。イルミネーションが美しかった。
【太宰府市】
■大宰府政庁跡
西鉄の都府楼前駅から徒歩圏内にある。広大な敷地に石碑がポツンポツン。浪漫を感じるための観光スポットである。
政庁跡に向かう途中にある、小中学校の正門が、なかなか格好良かった。
■観世音寺,観世音寺宝蔵(御朱印有り)
観世音寺宝蔵は、9時~17時、500円。迫力ある巨大仏像が多数展示されており、並の博物館を超越したスケール感がある。仏像の解説を館内放送でループさせている点も好印象。博物館だと音声ガイドだけで500円取られることを考えると、非常に良心的な価格設定と言える。また博物館だと人が密集していて見学しにくいことも珍しくないが、こちらは終始貸し切り状態だった。オススメ。
■竈門神社(御朱印有り)
駅から相当離れており徒歩で向かうのは無謀。コミュニティバスまほろばの内山行きに乗り、終点で降りれば、目前にある。バスは通常30分に1本しかなく、交通の便は良くないが、大宰府観光ツアーに組み込まれているらしく、境内に少なくとも数百人はいたと思う。境内から宝満山の登山口につながっているため、観光客に交じって登山者の姿も散見された。
■太宰府天満宮参道
いつ来ても大賑わい。名物は梅ヶ枝餅は外せない。今回は太宰府駅の最寄りにある売店で購入。焼きは控えめ、餅は柔らかめだったと記憶している。安定の美味しさ。
■大宰府天満宮(御朱印有り)
普通、御朱印の受付窓口は1箇所しかないが、ここには2箇所ある。しかも複数人の担当者がスタンバイしていて、順番待ちをしていると「お先にお待ちの方、こちらへどうぞ!」と声を掛けられる。さすが太宰府天満宮。
なお天満宮参拝の後、光明禅寺(8時~17時、200円)にて紅葉を愛でる計画だったが、時間が押していたため、今回は立ち寄ることができなかった。またの機会があれば、是非再訪したい所だ。
■天開稲荷神社(御朱印有り)
大宰府の裏手に隠れた稲荷神社。階段が結構きつかった。なお天開稲荷神社の御朱印は、大宰府天満宮の御朱印受付でお願いすれば、頂くことができる。
【筑紫野市】
■二日市温泉(大丸別荘)
日帰り温泉付き食事プラン、11時~15時又は12時~16時、5940円から。
公式HPにて「100坪の温泉」「3500坪の日本庭園」との謳い文句が掲載されていたが、温泉旅館にしては広い温泉と広い中庭がある、程度のインパクトしか受けなかった。露天風呂もサウナもない。だが硫黄臭が仄かに漂う泉質は素晴らしく、また30分ほどの入浴中、貸し切り状態で寛げた点は良かった。なお源泉は飲用することが可能。不味くはなかった。
5940円の最安コースを選んだが、提供された会席料理は標準的なもので、特に物足りなさは感じなかった。公式HP掲載のお品書きによれば、ランクアップすると量が増えてしまうため、2軒目や食べ歩きを計画している場合は、むしろ5940円コースを選ぶべきである。