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本書を読んで特に印象に残った記述は以下の4点である。
①大失敗をしてしまったら、
「私に今できることは?」と尋ねよう
「謝罪を繰り返すばかりでは何も解決しない」「まずは応急処置」「謝るのは落ち着いてからでよい」という極めて合理的な主張であるが、思い返してみると自分がそのように振る舞えていたかは甚だ疑問である。上手くいかなかったことを悔んだり詫びたりする暇があったら、善後策を検討することが担当者の責務であることを改めて自覚することができた。
②「あ、私も今日は魚の気分でした」。
食事は、上司と同じものを頼もう
これは全く共感できなかった。同調を是とする発想にはむしろ嫌悪感を覚える。各自が食べたいものを好きに頼めばよいではないか。これは協調を重んじる女性ならではの思想だと思う。男は、上長や同僚の食べ物の好き嫌いなど全く興味がないし、違うものを食べようが全く気にしない。どうでもよいのである。
③飲み物の温度を合わせることで、
会話のペースが合ってくる
これも全く共感できなかった。女性の上長が相手だと、こんなことにまで気を遣わないといけないのか…。おっさんばかりの職場で良かった。
④緊張していると感じたら、
緊張している自分をほめる
「緊張を感じるのは、その場を大事にしている証拠である」「むしろ緊張しなくなったら終わりである」とは、僕も考えていたが、緊張をポジティブに捉える考えは持ち合わせていなかった。目から鱗である。
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